ほとんどの日本人のメンズは10代、20代のうちに社会に出て働きはじめます。労働関連の統計をみると、収入に大きな差が開き始めるのは30代に入ってからのようです。女性との交際や仕事関係者との会食など、人付き合いのさいには会計のために財布を出すことがありますが、このとき多くのひとは他人の財布を気にしています。結婚相手を探している女性であれば、メンズの収入に興味がないという人は少なく、その参考資料として男性の財布をチェックします。
信頼できるビジネスマンか知りたい人も、会食相手の経済観念を映す鏡である財布を気にするのは普通です。ブランド品で全身を固めると、無理をしているか見栄を張っている印象を与えがちです。しかしピンポイントでブランド品を持っている人を目にした場合の印象は一変します。経済的なゆとりをある程度もっている人、信頼できる人という印象になります。
目立つブランド品はステータスの象徴というだけでなく、高品質なものを提供してきたから得た名声の証という味方をする人も多いです。ですから、ブランド品を一切持たないのではなく重要なアイテムをブランド品にするという方法が賢明です。女性であればバッグや靴に高級品を求める人も多いですが、メンズであればウォレットが第一候補です。前述のとおり財布は普段から人目に晒すアイテムではなく、お金を支払う時、つまり他人が自分の経済に興味を持つ瞬間に取り出すものです。
なので嫌らしさを感じさせずに、頼もしさを演出できるのです。